何を基準にすればいい?期間工の仕事選びのポイント


中小メーカーよりも大手メーカー

期間工は繁忙期に募集されることが多く、重労働だけれど給料が高めに設定されていることがほとんどです。しかし、同じ期間工として働くなら、中小メーカーよりも大手メーカーで働く方が断然給料や待遇が良くなります。大手メーカーは基本となる日給が高く設定されているほか、福利厚生も充実しています。労働環境も整っていることが多いため、より快適に働くことができるでしょう。

日給ではなく福利厚生も含めた総額

期間工の仕事を選ぶ時は、どうしても日給を基準にしてしまいがちです。しかし、日給が高くても、福利厚生が充実していなければ最終的に手元に残るお金が少なくなることもあります。メーカーによっては、期間工のために無料で住める寮を用意しているところもあり、交通費を浮かせより手元に残るお金を増やすことができます。また、たくさん稼ぎたい場合は、残業がたくさんできるかどうかも仕事を選ぶ基準となるでしょう。日給が少し低くても手当てがたくさんあるメーカーの方が、より多く稼げることもあります。

祝い金が支給されるかどうか

メーカーの中には、期間工として入社した時に祝い金を支給してくれるところもあります。祝い金の相場は20万円前後で、支給されるのとされないのとでは収入に大きな差が出ます。また、祝い金の額が50万円以上のメーカーもあるので、事前に確認しておく必要があります。ただし、離職率の高い期間工の仕事ほど祝い金の金額が高くなる傾向があるため、どのような職場・仕事内容であるのかしっかりチェックしましょう。

期間工は期間を定めて雇用契約を結んだ期間契約社員のことです。メーカーで勤務するのが一般的で、派遣社員との違いは雇用主の違いです。派遣社員は派遣会社と雇用契約を結ぶのに対しメーカーと直接契約します。